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TEDSummit

Bettina Warburg: How the blockchain will radically transform the economy

ベティーナ・ウォーバーグ: ブロックチェーンが経済にもたらす劇的な変化とは

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分散型経済へようこそ—今まさに、ブロックチェーンにより何もかもが変わろうとしている、とベティーナ・ウォーバーグは言います。経済活動を円滑化する役目を持つ銀行や政府といった中央集約型の機関の必要性をブロックチェーンが一掃し、古くからある商業や金融取引のモデルが、分散型で、情報透明性が高く、自立型の価値交換システムへと進化を遂げるでしょう。 複雑で理解の難しいブロックチェーンという技術を、噛み砕いて説明したトークです。

- Blockchain entrepreneur and researcher
Bettina Warburg is a blockchain researcher, entrepreneur and educator. A political scientist by training, she has a deep passion for the intersection of politics and technology. Full bio

経済学では 何百年にもわたって
人間の行動の研究が行われてきました
00:13
Economistsエコノミスト have been exploring探検する
people's人々の behavior動作 for hundreds数百 of years:
意思決定の仕方や
00:18
how we make decisions決定,
個人の行動や集団での行動の様子
00:20
how we act行為 individually個別に and in groupsグループ,
価値を交換する方法などです
00:23
how we exchange交換 value.
また 人間の経済活動を
円滑化する制度や機関—
00:26
They've彼らは studied研究した the institutions機関
that facilitate容易にする our tradeトレード,
00:30
like legal法的 systemsシステム,
例えば 法制度
企業
00:31
corporations企業,
市場も研究対象です
00:33
marketplacesマーケットプレイス.
しかし今 技術の形をした
ある機関が新たに生まれ
00:35
But there is a new新しい,
technological技術的 institution機関
これで人間同士が取引する姿が
根本的に変わっていくでしょう
00:39
that will fundamentally根本的に change変化する
how we exchange交換 value,
その機関とはブロックチェーンです
00:43
and it's calledと呼ばれる the blockchainブロックチェーン.
今 かなり大胆に言い切りましたが
00:46
Now, that's a prettyかなり bold大胆な statementステートメント,
今日 私の話の中から
1点だけでいいので
00:48
but if you take nothing elseelse
away from this talk,
覚えておいてほしいことがあります
00:51
I actually実際に want you to remember思い出す
ブロックチェーンの技術は
比較的新しいと言えども
00:53
that while blockchainブロックチェーン technology技術
is relatively比較的 new新しい,
非常に人間らしい
ある傾向を引き継いだものです
00:57
it's alsoまた、 a continuation継続
of a very human人間 storyストーリー,
それは何か説明しましょう
01:02
and the storyストーリー is this.
私たち人間は
01:04
As humans人間, we find ways方法
他人と価値の交換ができるように
お互いに対する不安を
01:06
to lower低い uncertainty不確実性 about one another別の
01:08
so that we can exchange交換 value.
軽減する方法を見つけ出すものです
さて 経済活動の中で
制度や機関を利用し
01:13
Now, one of the first people
to really explore探検する the ideaアイディア
お互いへの不安を軽減することで
取引をしやすくするという概念を
01:16
of institutions機関 as a toolツール in economics経済
深く掘り下げる研究をした—
01:19
to lower低い our uncertainties不確実性
about one another別の
草分け的な存在の1人が
01:22
and be ableできる to do tradeトレード
01:24
was the Nobelノーベル economistエコノミスト Douglassダグラス North.
ノーベル経済学賞を受賞した
ダグラス・ノースです
2015年の暮れに亡くなりましたが
01:27
He passed合格 away at the end終わり of 2015,
「新制度派経済学」という理論を
いち早く開拓した人です
01:29
but North pioneered開拓者 what's calledと呼ばれる
"new新しい institutional制度的 economics経済."
ここでは「制度」という言葉は
憲法をはじめとした 公式の規定や
01:35
And what he meant意味した by institutions機関
were really just formalフォーマル rulesルール
収賄のような非公式の制約を
01:39
like a constitution憲法,
指しているだけに過ぎません
01:41
and informal非公式 constraints制約, like bribery贈収賄.
このような制度は 要は
01:45
These institutions機関 are really the greaseグリース
経済の歯車が うまく回るように
油をさす役目を果たすわけですが
01:48
that allow許す our economic経済的
wheels車輪 to function関数,
01:51
and we can see this play遊びます out
over the courseコース of human人間 history歴史.
人類史と共に発展してきたことが分かります
狩猟採集時代に さかのぼって考えると
01:55
If we think back to when we were
hunter-gathererハンター・ギャザー economies経済,
経済活動は 自分たちの
村社会の中に限られました
01:58
we really just traded取引された
within以内 our village structure構造.
非公式の制約要因は
ある程度あったものの
02:01
We had some informal非公式 constraints制約 in place場所,
暴力や社会の目などが圧力となり
02:04
but we enforced施行された
all of our tradeトレード with violence暴力
売り買いができたのです
02:07
or socialソーシャル repercussions反響.
社会の複雑性が増して
02:09
As our societies社会 grew成長しました more complex複合体
取引ルートが広がるにつれ
02:12
and our tradeトレード routesルート grew成長しました more distant遠い,
もっと公式な機関が設けられ
02:15
we built建てられた up more formalフォーマル institutions機関,
例えば 通貨を管理する銀行や
02:18
institutions機関 like banks銀行 for currency通貨,
政府や企業などが生まれました
02:21
governments政府, corporations企業.
これらの機関は
社会の複雑さや不確定性が増し
02:24
These institutions機関
helped助けた us manage管理する our tradeトレード
個々人の力が及ぶ範囲が
著しく縮小した中で
02:27
as the uncertainty不確実性
and the complexity複雑 grew成長しました,
人々が商売を営むのを
助けてくれました
02:30
and our personal個人的 controlコントロール was much lower低い.
最後に インターネット時代になると
同じ機関がオンラインにもできました
02:33
Eventually最終的に with the internetインターネット,
we put these same同じ institutions機関 onlineオンライン.
Amazon eBay Alibabaなど
プラットフォーム型市場が生まれ
02:38
We built建てられた platformプラットフォーム marketplacesマーケットプレイス
like Amazonアマゾン, eBayeBay, Alibabaアリババ,
単に 処理時間が短縮された
バージョンの機関として
02:43
just fasterもっと早く institutions機関
that act行為 as middlemen仲介者
人と人との経済活動を
間に入って取り持つようになりました
02:46
to facilitate容易にする human人間 economic経済的 activityアクティビティ.
ダグラス・ノースの考えたとおり
02:51
As Douglassダグラス North saw it,
機関には 私たちの不安を軽減することで
02:54
institutions機関 are a toolツール
to lower低い uncertainty不確実性
人同士をつなぎ どんな種類の価値でも
交換できるようにする役目があります
02:57
so that we can connect接続する and exchange交換
all kinds種類 of value in society社会.
そして今まさに
03:02
And I believe we are now entering入る
人同士が交流し取引を行う形が
いっそうの進化を
03:05
a furtherさらに and radicalラジカル evolution進化
急激に遂げつつあると私は思います
03:08
of how we interact相互作用する and tradeトレード,
というのも 今までと違って
03:10
because for the first time,
we can lower低い uncertainty不確実性
私たち人間は 銀行や企業や政府など
政治・金融機関の力を借りる以外にも
03:14
not just with political政治的
and economic経済的 institutions機関,
未知のものに対する不安感を
軽減する方法を編み出し
03:17
like our banks銀行, our corporations企業,
our governments政府,
必要なのは技術の力だけだからです
03:21
but we can do it with technology技術 alone単独で.
では ブロックチェーンとは何かというと
03:25
So what is the blockchainブロックチェーン?
03:27
Blockchainブロックチェーン technology技術
is a decentralized分権化された databaseデータベース
分散型データベースを使った技術のことで
P2P型ネットワーク内で
資産や取引履歴の記録を
03:32
that stores店舗 a registryレジストリ
of assets資産 and transactions取引
03:35
across横断する a peer-to-peerピアツーピア networkネットワーク.
蓄積する仕組みになっています
要は 公開帳簿であり そこでは
03:38
It's basically基本的に a publicパブリック registryレジストリ
03:40
of who owns所有する what and who transacts取引する what.
誰が何を所有していて
誰が何を取引したのかが見られます
取引を暗号化して保護し
03:43
The transactions取引 are secured確保された
throughを通して cryptography暗号,
03:46
and over time, that transactionトランザクション history歴史
gets取得 lockedロックされた in blocksブロック of dataデータ
これが積み重なるうちに取引履歴が
データの塊であるブロックに閉じ込められ
続いてブロック同士が暗号で つながれて
保護されるという仕組みです
03:52
that are then cryptographically暗号で
linkedリンクされた together一緒に and secured確保された.
これで ネットワーク上
全ての取引を記録した—
03:57
This creates作成する and immutable不変,
unforgeable偽造不可能な record記録
変更や改ざんが不可能な帳簿が
でき上がります
04:01
of all of the transactions取引
across横断する this networkネットワーク.
04:05
This record記録 is replicated複製された
on everyすべて computerコンピューター that uses用途 the networkネットワーク.
この帳簿が ネットワーク内の
全てのコンピューターに複製されます
アプリではなく
04:11
It's not an appアプリ.
会社でもありません
04:13
It's not a company会社.
たとえるなら
ウィキペディアなんかが最も近いでしょう
04:15
I think it's closest最も近い in description説明
to something like Wikipediaウィキペディア.
ウィキペディアでは
全てが丸見えです
04:19
We can see everything on Wikipediaウィキペディア.
情報つぎはぎの状態で表示され
常に変更・更新されます
04:21
It's a composite複合 view見る that's constantly常に
changing変化 and beingであること updated更新しました.
ウィキペディアでは
変更履歴を辿ることもできますし
04:27
We can alsoまた、 trackトラック those changes変更
over time on Wikipediaウィキペディア,
自分のウィキページを作ることもできます
04:31
and we can create作成する our own自分の wikisウィキ,
04:33
because at their彼らの coreコア,
they're just a dataデータ infrastructureインフラ.
突き詰めれば 1つの
データ基盤でしかないからです
ウィキペディアとは 言葉や画像を保管し
それらのデータへの変更も蓄積していく—
04:38
On Wikipediaウィキペディア, it's an open開いた platformプラットフォーム
that stores店舗 words言葉 and imagesイメージ
04:44
and the changes変更 to that dataデータ over time.
オープンなプラットフォームだと言えます
一方 ブロックチェーンは
04:47
On the blockchainブロックチェーン,
様々な種類の資産を保管する—
04:49
you can think of it
as an open開いた infrastructureインフラ
オープンな基盤であると言えます
04:51
that stores店舗 manyたくさんの kinds種類 of assets資産.
04:55
It stores店舗 the history歴史 of custodianship後見権,
ブロックチェーンを使って
管財人や所有者や場所などの履歴を
保管できる対象の財産には
04:58
ownership所有 and locationロケーション
デジタル通貨のビットコインや
05:00
for assets資産 like
the digitalデジタル currency通貨 BitcoinBitcoin,
その他のデジタル資産—
05:04
other digitalデジタル assets資産
例えば知的財産の所有権の
権原なども含まれます
05:06
like a titleタイトル of ownership所有 of IPIP.
証明書や契約書や
05:10
It could be a certificate証明書, a contract契約する,
物的資産や
05:13
realリアル world世界 objectsオブジェクト,
05:14
even personal個人的 identifiable識別可能な information情報.
個人を特定できる情報でさえアリです
もちろん細部の小難しい事柄は
他にもありますが
05:19
There are of courseコース other
technicalテクニカル details詳細 to the blockchainブロックチェーン,
本質は 今説明した通りです
05:22
but at its coreコア, that's how it works作品.
05:25
It's this publicパブリック registryレジストリ
that stores店舗 transactions取引 in a networkネットワーク
つまり 取引内容を保管する
公開帳簿であり
複製されるため 非常に安全性が高く
不正改変が起こりにくいのです
05:29
and is replicated複製された so that it's very secure安全な
and hardハード to tamper改ざんする with.
つまり 先ほど私が
05:35
Whichどの bringsもたらす me to my pointポイント
ブロックチェーンが不安感を軽減し
05:37
of how blockchainsブロックチェーン lower低い uncertainty不確実性
それにより確実に経済の仕組みを
急激に作り変えると言ったのは
05:40
and how they thereforeしたがって、 promise約束する
to transform変換する our economic経済的 systemsシステム
05:44
in radicalラジカル ways方法.
そういうわけです
さて「不確実性」という言葉は
経済学ではなかなか重要です
05:47
So uncertainty不確実性 is kind種類 of a big大きい term期間
05:50
in economics経済,
05:51
but I want to go throughを通して three formsフォーム of it
毎日の金銭のやり取りの
ほぼ全てにおいて
05:53
that we face in almostほぼ all
of our everyday毎日 transactions取引,
私たちが経験する不確実性は3種類あり
ブロックチェーンが
そんな場面でどう役立つのか
見ていきましょう
05:57
where blockchainsブロックチェーン can play遊びます a role役割.
05:59
We face uncertainties不確実性
like not knowing知っている who we're dealing対処する with,
ここでの不確実性とは
取引の相手が誰だかわからないことや
06:02
not having持つ visibility可視性 into a transactionトランザクション
取引の中身が見えないことや
万一のとき
償還請求ができないことを指します
06:05
and not having持つ recourse頼りになる
if things go wrong違う.
まず1つ目 取引相手を知らない
というケースからいきます
06:09
So let's take the first example,
not knowing知っている who we're dealing対処する with.
仮に 中古のスマートフォンを
eBayで買いたいとします
06:13
Say I want to buy購入
a used smartphoneスマートフォン on eBayeBay.
まず最初にすることは
売り手について調べることです
06:17
The first thing I'm going to do
is look up who I'm buying買う from.
熟練ユーザーかどうか
06:21
Are they a powerパワー userユーザー?
06:23
Do they have great reviewsレビュー and ratings評価,
or do they have no profileプロフィール at all?
高評価がついているか
それともプロフィールがないかなどです
評価の内容や星の数
認証チェックマークなど
06:28
Reviewsレビュー, ratings評価, checkmarksチェックマーク:
06:31
these are the attestationsアテステーション
about our identitiesアイデンティティ
現代では その人の身元の証明になる
材料を揃えることで
06:35
that we cobble小石 together一緒に today今日
06:37
and use to lower低い uncertainty不確実性
about who we're dealing対処する with.
取引相手についての
不安を解消するのに役立てているのです
しかし こういった証明は
統一性に大きく欠けているのが難点です
06:41
But the problem問題 is
they're very fragmented断片化した.
06:44
Think about how manyたくさんの profilesプロファイル you have.
今までに作ったプロフィールを
数えてみてください
ブロックチェーンを使えば オープンな
世界規模のプラットフォームを作り出せます
06:48
Blockchainsブロックチェーン allow許す for us
to create作成する an open開いた, globalグローバル platformプラットフォーム
06:54
on whichどの to store格納 any attestationアテステーション
about any individual個人
そこには 誰に対しても
どんな出処からの情報でも
証明として保管できます
06:58
from any sourceソース.
そうすれば ユーザー主導で
どこでも通用するプロフィールを
07:00
This allows許す us to create作成する a user-controlledユーザー制御の
作ることができます
07:03
portableポータブル identity身元.
単なるプロフィールではなく
07:07
More than a profileプロフィール,
自分自身の特性の中で
07:09
it means手段 you can selectively選択的に reveal明らかにする
取引や交流を
円滑化するようなものを
07:13
the different異なる attributes属性 about you
選んで開示することも
できるということです
07:15
that help facilitate容易にする tradeトレード or interactionインタラクション,
国が発行した身分証明書を持っていることや
07:18
for instanceインスタンス that a government政府
issued発行済み you an IDID,
21歳以上であることなど
07:21
or that you're over 21,
07:23
by revealing明らかにする the cryptographic暗号 proof証明
これらが事実であることや
承認済みであることを
07:26
that these details詳細 exist存在する
and are signed署名された off on.
証明内容を暗号化して
公表すればいいわけです
このようなプロフィールが
07:30
Having持つ this kind種類 of portableポータブル identity身元
実世界でもネットの世界でも
あちこちで通用することで
07:33
around the physical物理的 world世界
and the digitalデジタル world世界
人間同士の あらゆる取引が
全く新しい姿で
07:36
means手段 we can do all kinds種類 of human人間 tradeトレード
できるようになります
07:39
in a totally完全に new新しい way.
今のは ブロックチェーンが
取引相手に対する不確実性を
07:42
So I've talked話した about how blockchainsブロックチェーン
could lower低い uncertainty不確実性
軽減できるという話でした
07:45
in who we're dealing対処する with.
次のタイプの不確実性は
07:47
The second二番 uncertainty不確実性 that we oftenしばしば face
07:49
is just not having持つ transparency透明性
into our interactionsインタラクション.
要は やり取りの中身が
見えないという話です
例えば 先ほどのスマホを
送ってもらうとなると
07:53
Say you're going to send送信する me
that smartphoneスマートフォン by mail郵便物.
07:56
I want some degree of transparency透明性.
ある程度の情報開示が欲しいところです
07:58
I want to know that the product製品 I bought買った
is the same同じ one that arrives到着 in the mail郵便物
届くものが 購入した商品
そのものであるかどうか知りたいし
08:02
and that there's some record記録
for how it got to me.
配達経路の詳細が
記録されていてほしいのです
スマホのような電子製品だけでなく
08:04
This is true真実 not just
for electronicsエレクトロニクス like smartphonesスマートフォン,
様々な種類の物品やデータでも
同じことで
08:07
but for manyたくさんの kinds種類 of goods and dataデータ,
医薬品や ぜいたく品など
08:10
things like medicine医学, luxury贅沢 goods,
改ざんされたくない
データや製品も含まれます
08:14
any kind種類 of dataデータ or product製品
that we don't want tampered改ざんされた with.
多くの企業に共通する問題点は—
08:18
The problem問題 in manyたくさんの companies企業,
特に スマホのような複雑な製品の
製造会社に言えることですが—
08:21
especially特に those that produce作物
something complicated複雑な like a smartphoneスマートフォン,
水平サプライチェーンの中で
08:24
is they're managing管理します
all of these different異なる vendorsベンダー
あらゆる種類のベンダーを
管理していることです
08:27
across横断する a horizontal水平 supply供給 chain.
08:30
All of these people
that go into making作る a product製品,
製造に関わっている会社同士
08:32
they don't have the same同じ databaseデータベース.
共有のデータベースはないし
同じ情報基盤も持っていないので
08:34
They don't use the same同じ infrastructureインフラ,
ある製品の変遷する様子を
詳細まで把握するのは非常に困難なのです
08:36
and so it becomes〜になる really hardハード to see
transparently透明に a product製品 evolve進化する over time.
ブロックチェーンを使えば
08:43
Using使用 the blockchainブロックチェーン, we can create作成する
お互いの信用が確立していない者同士に
共通の現実が作り出せます
08:45
a shared共有 reality現実
across横断する nontrusting非信用 entities実体.
これはつまり
08:50
By this I mean
ネットワーク内の節である
ノードとノード同士に
08:51
all of these nodesノード in the networkネットワーク
do not need to know each other
面識や信用は
一切必要ないということです
08:55
or trust信頼 each other,
08:56
because they each have the ability能力
というのも それぞれが自ら
チェーンを監視し認証する権限を
持っているからです
08:58
to monitorモニター and validate検証
the chain for themselves自分自身.
先ほどのウィキペディアで言えば
09:03
Think back to Wikipediaウィキペディア.
09:04
It's a shared共有 databaseデータベース,
共通のデータベースであり
複数の読者や
複数の執筆者が
09:07
and even thoughしかし it has multiple複数 readers読者
同時に存在するにもかかわらず
09:09
and multiple複数 writers作家 at the same同じ time,
09:11
it has one singleシングル truth真実.
真実はただ1つです
これがブロックチェーンでも実現できます
09:14
So we can create作成する that usingを使用して blockchainsブロックチェーン.
集約型と同じ効率性を持つ
分散型のデータベースを
09:16
We can create作成する a decentralized分権化された databaseデータベース
that has the same同じ efficiency効率 of a monopoly独占
中央集権型の管理が実在しなくても
作り出せるのです
09:22
withoutなし actually実際に creating作成
that central中央 authority権限.
こういったベンダーも企業も全て
09:26
So all of these vendorsベンダー,
all sortsソート of companies企業,
09:28
can interact相互作用する usingを使用して the same同じ databaseデータベース
withoutなし trusting信頼する one another別の.
信用の段階を飛ばして
同じデータベース上でやり取りができます
09:34
It means手段 for consumers消費者,
we can have a lot more transparency透明性.
消費者にとっても
ずっとたくさんの情報が明らかになります
製品そのものが移動すると同時に
09:37
As a real-world現実の世界 objectオブジェクト travels旅行 along一緒に,
ブロックチェーン上を
デジタル証明書やトークンが移動しながら
09:39
we can see its digitalデジタル certificate証明書
or tokenトークン move動く on the blockchainブロックチェーン,
価値を積み重ねていく様子が見えます
09:45
adding追加する value as it goes行く.
可視性という観点から言えば
全くの新しい世界です
09:48
This is a whole全体 new新しい world世界
in terms条項 of our visibility可視性.
ここまでは ブロックチェーンが
相手の身元に対する不確実性を軽減し
09:53
So I've talked話した about how blockchainsブロックチェーン
can lower低い our uncertainties不確実性 about identity身元
サプライチェーン内を始めとした
遠方の相手との取引や
09:59
and how they change変化する
what we mean about transparency透明性
10:02
in long distances距離 and complex複合体 tradesトレード,
like in a supply供給 chain.
複雑な取引における情報の透明性の
定義が変わるという話でした
そして よくある3つ目の不確実性は
10:07
The last uncertainty不確実性 that we oftenしばしば face
10:09
is one of the most最も open-ended開放的な,
and it's reneging失業.
約束の反故に対する恐れです
これにはキリがありません
10:12
What if you don't send送信する me the smartphoneスマートフォン?
買ったスマホが送られてこなかったとしたら?
お金は返ってくるのか?
10:15
Can I get my moneyお金 back?
ブロックチェーンでは
自分でコード つまり
10:17
Blockchainsブロックチェーン allow許す us to write書きます codeコード,
当人同士の間で
拘束力のある契約を作成し
10:21
binding拘束 contracts契約,
10:23
betweenの間に individuals個人
よって これらの契約が
第三者の執行役がいなくても
10:24
and then guarantee保証
that those contracts契約 will bearくま out
実現することが保証されます
10:28
withoutなし a third三番 partyパーティー enforcer執行者.
スマホの例で言えば
「エスクローサービス」のようなものです
10:31
So if we look at the smartphoneスマートフォン example,
you could think about escrow預託.
代金は入れておくけれども
10:35
You are financing資金調達 that phone電話,
全ての条件が揃ったという
確証が取れるまで
10:37
but you don't need to release解放 the funds資金
10:40
until〜まで you can verify確認する
that all the conditions条件 have been met会った.
送金が行われないという仕組みです
この場合 携帯の受け取りが条件です
10:43
You got the phone電話.
ブロックチェーンによる
不確実性の軽減作用の中でも
10:46
I think this is one
of the most最も excitingエキサイティング ways方法
10:48
that blockchainsブロックチェーン lower低い our uncertainties不確実性,
最も画期的なものの1つです
というのも これで
10:51
because it means手段 to some degree
機関や 機関による契約執行が
ある程度まで要らなくなるからです
10:53
we can collapse崩壊 institutions機関
and their彼らの enforcement執行.
つまり 様々な経済活動において
10:59
It means手段 a lot of human人間 economic経済的 activityアクティビティ
保証になる担保の付加や
自動化が可能になって
11:02
can get collateralized担保 and automated自動化,
人の介入がほぼ必要無くなるケースが
たくさん出てきます
11:07
and push押す a lot of human人間
intervention介入 to the edgesエッジ,
情報が実世界から
ブロックチェーンに移動するためです
11:10
the places場所 where information情報 moves動き
from the realリアル world世界 to the blockchainブロックチェーン.
こういった技術の使い方について
11:16
I think what would probably多分
floor Douglassダグラス North
ダグラス・ノースが生きていたら
驚愕するだろう点は
11:19
about this use of technology技術
11:21
is the fact事実 that the very thing
that makes作る it work,
ブロックチェーンの働きを
支えていて
この仕組みの安全と信用を
保証しているものは
11:24
the very thing that keeps維持する the blockchainブロックチェーン
secure安全な and verified確認済み,
互いに抱いている不信であることです
11:29
is our mutual相互 distrust不信.
ですから 私たちが感じる不確実性に
あれこれ気を取られて
11:33
So ratherむしろ than all of our uncertainties不確実性
11:36
slowing減速する us down
銀行や政府や企業などの
機関に依存するよりも
11:38
and requiring必要 institutions機関
11:40
like banks銀行, our governments政府,
our corporations企業,
人間が集団として持っている不確実性を
むしろ いっさいがっさい利用して
11:45
we can actually実際に harnessハーネス
all of that collective集団 uncertainty不確実性
より多く 素早く オープンに協力し合ったり
取引したりするために使えばいいのです
11:49
and use it to collaborate協力する and exchange交換
more and fasterもっと早く and more open開いた.
ただ ブロックチェーンで
11:56
Now, I don't want you
to get the impression印象
何でも解決できるのかというと
そうではありません
11:58
that the blockchainブロックチェーン
is the solution溶液 to everything,
これで世界の貧困に終止符が打たれるとか
偽造医薬品の問題が解決するとか
12:01
even thoughしかし the mediaメディア has said
that it's going to end終わり world世界 poverty貧困,
森林破壊が食い止められるかもしれないという
12:07
it's alsoまた、 going to solve解決する
the counterfeit偽造 drugドラッグ problem問題
報道があるのは確かですが
12:10
and potentially潜在的 saveセーブ the rainforest雨林.
実際のところ
この技術はまだ初期段階ですし
12:14
The truth真実 is, this technology技術
is in its infancy幼児期,
たくさんの実験や
おそらく数多くの試行錯誤も
12:18
and we're going to need to see
a lot of experiments実験 take place場所
経験しなければなりません
12:21
and probably多分 fail失敗します
それで初めて 経済における
このシステムのユースケースが
12:23
before we truly真に understandわかる
all of the use cases症例
本当に理解できるのです
12:26
for our economy経済.
大勢の人々が
これに取り組んでいる最中です
12:29
But there are tonsトン of people
workingワーキング on this,
金融機関に始まり
12:31
from financial金融 institutions機関
IT企業やスタートアップ企業や
大学も取り掛かっています
12:33
to technology技術 companies企業,
start-upsスタートアップ and universities大学.
その理由の1つとして これは
単に 経済の進化にとどまらないからです
12:37
And one of the reasons理由 is
that it's not just an economic経済的 evolution進化.
12:42
It's alsoまた、 an innovation革新
in computerコンピューター science科学.
コンピューターサイエンスの
革新でもあるのです
ブロックチェーンを使うと
12:49
Blockchainsブロックチェーン give us
the technological技術的 capability能力
人同士の取引を記録していく
技術的な力が手に入ります
12:52
of creating作成 a record記録 of human人間 exchange交換,
ここでの取引は 通貨や
12:56
of exchange交換 of currency通貨,
あらゆる種類の
デジタル資産や物的資産や
12:58
of all kinds種類 of digitalデジタル
and physical物理的 assets資産,
13:02
even of our own自分の personal個人的 attributes属性,
私たち自身の個人の特性でさえ
対象になり
13:05
in a totally完全に new新しい way.
全く新しい形で可能になるのです
ある意味
13:07
So in some ways方法,
ブロックチェーンは
技術という形の機関と化します
13:09
they become〜になる a technological技術的 institution機関
私たちが使い慣れた—
13:12
that has a lot of the benefits利点
従来の機関が持つ
たくさんの利点を併せ持つ機関です
13:13
of the traditional伝統的な institutions機関
we're used to usingを使用して in society社会,
それでいて あちこちに分散した形で
13:18
but it does this in a decentralized分権化された way.
不確実性がもたらす不安を
確信という安心に変えることで
13:22
It does this by converting変換する
a lot of our uncertainties不確実性
その役割を果たすのです
13:25
into certainties確実性.
私たちも そろそろ心の準備を
始めるべきだと思います
13:28
So I think we need to start開始
preparing準備 ourselves自分自身,
今 間近に迫る世界は
13:31
because we are about to face a world世界
分散型で自立型の機関が
13:34
where distributed配布された, autonomous自律的 institutions機関
かなり重要な役割を持つ世界だからです
13:37
have quiteかなり a significant重要な role役割.
ありがとうございました
13:40
Thank you.
(拍手)
13:41
(Applause拍手)
ブルーノ・ジュッサーニ:
ありがとうございました
13:50
Brunoブルーノ GiussaniGiussani: Thank you, Bettinaベティナ.
ブロックチェーンが今 熱い
ということは分かりました
13:52
I think I understood理解された that it's coming到来,
たくさんの可能性を秘めていて
13:56
it offersオファー a lot of potential潜在的な,
13:58
and it's complex複合体.
とても複雑ですね
14:00
What is your estimate推定
for the rateレート of adoption採択?
採用率の見積もりについては
どう考えておられますか?
ベティーナ・ウォーバーグ:
いい所を突いた質問ですね
14:07
Bettinaベティナ Warburgウォールバーグ: I think
that's a really good question質問.
私たちが研究しているのは
14:09
My lab研究室 is prettyかなり much focused集中した
企業や政府を経由したルートが中心です
14:11
on going the enterprise企業
and government政府 routeルート first,
14:14
because in reality現実,
blockchainブロックチェーン is a complex複合体 technology技術.
現実の話 ブロックチェーンは
複雑な技術です
14:18
How manyたくさんの of you actually実際に understandわかる
how the internetインターネット works作品?
インターネットの仕組みを
本当に理解する人は少なくても
誰もが毎日使います
14:21
But you use it everyすべて day,
ジョン・スカリーの次の言葉が
ある意味 現状を表しています
14:22
so I think we're sortソート of facing直面する
the same同じ Johnジョン Sculleyスカリー ideaアイディア
「技術とは空気のようなものか
美しいものでなければならない」
14:26
of technology技術 should eitherどちらか be
invisible目に見えない or beautiful綺麗な,
14:30
and blockchainブロックチェーン is kind種類 of
neitherどちらも of those things right now,
ブロックチェーンとは 今現在
どちらとも言えない状態です
現状は 仕組みをある程度理解し
技術を自ら手探りで探求できるような
14:34
so it's better suited適した
for eitherどちらか really early早い adoptersアダプター
14:38
who kind種類 of get it and can tinker汚れ around
ごく少数の初期採用者向けであり
14:40
or for finding所見 those bestベスト use cases症例
また 企業や政府という規模で利用可能な
身分証明や資産追跡
スマートコントラクトといった—
14:43
like identity身元 or asset資産 tracking追跡
or smartスマート contracts契約
最適なユースケースを見つけ出す
目的であれば適していると言えます
14:46
that can be used at that levelレベル
of an enterprise企業 or government政府.
ブルーノ:ありがとうございました
14:50
BGBG: Thank you. Thanksありがとう for coming到来 to TEDTED.
ベティーナ:ありがとう
14:52
BWBW: Thanksありがとう.
(拍手)
14:53
(Applause拍手)
Translated by Riaki Poništ
Reviewed by Misaki Sato

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About the speaker:

Bettina Warburg - Blockchain entrepreneur and researcher
Bettina Warburg is a blockchain researcher, entrepreneur and educator. A political scientist by training, she has a deep passion for the intersection of politics and technology.

Why you should listen

A graduate of both Georgetown and Oxford, Bettina Warburg started her career as a political scientist and public foresight researcher at a prominent Silicon Valley think tank. Today, she has taken her skills as a researcher and scientist and is applying them toward an entrepreneurial career by co-founding a venture studio business called Animal Ventures. There, she spends most of her time incubating new startup ideas, advising Fortune 500 clients, governments and universities in developing minimum viable products, and strategizing around blockchain, artificial intelligence, industrial internet of things and digital platforms.

Warburg is the executive producer of a Silicon Valley tech show called Tech on Politics, interviewing some of the world's most influential political operatives, entrepreneurs, government official, and the creators of some of the most exciting digital products on the market.

Warburg recently launched a new Blockchain education course called "The Basics of Blockchain." The hope is that this course will help spread the body of blockchain knowledge, inspire a new generation of entrepreneurs and get more people ready for the coming revolution.

More profile about the speaker
Bettina Warburg | Speaker | TED.com