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TEDxZurich

Alexander Wagner: What really motivates people to be honest in business

アレキサンダー・ワグナー: ビジネスで人々が誠実に行動する動機とは

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毎年、大企業の7社に1社が不正行為に手を染めています。 なぜなのか?その事を理解するために、アレキサンダー・ワグナーが社会正義に基づいて正しい行動をとるための経済学、倫理学、心理学を掘り下げます。人々が何故不正行為を働いてしまうのかを理解する内省の旅に出かけましょう。

- Economist
Alexander Wagner balances two passions: the thrill of seeking knowledge about fundamentals of human behavior for knowledge's sake, and the desire to apply insights in the real world and to improve the workings of markets and organizations. Full bio

今日1日で何社の企業と関わりましたか?
00:12
How manyたくさんの companies企業
have you interacted相互作用する with today今日?
朝起きて
00:17
Well, you got up in the morning,
シャワーを浴び
00:18
took取った a showerシャワー,
髪を洗って
00:20
washed洗った your hairヘア,
ドライヤーで乾かし
00:21
used a hairヘア dryerドライヤー,
朝食を食べー
00:23
ate食べた breakfast朝ごはん --
シリアルや果物 ヨーグルトか何かを食べ
00:24
ate食べた cerealsシリアル, fruitフルーツ, yogurtヨーグルト, whateverなんでも --
コーヒーを飲みー
00:26
had coffeeコーヒー --
あるいはお茶を飲み
00:27
teaお茶.
ここに来るために公共交通機関に乗るか
00:28
You took取った publicパブリック transport輸送 to come here,
自家用車に乗ったでしょう
00:30
or maybe used your privateプライベート car.
あなたが勤めている
あるいは 経営する企業と関わりました
00:33
You interacted相互作用する with the company会社
that you work for or that you own自分の.
依頼人と関わり
00:38
You interacted相互作用する with your clientsクライアント,
顧客と関わり
00:40
your customers顧客,
そんな感じです
00:42
and so on and so forth前進.
今日だけでも少なくとも7社と
あなたが関わっていると
00:43
I'm prettyかなり sure there are
at least少なくとも sevenセブン companies企業
断言できます
00:47
you've interacted相互作用する with today今日.
驚くべき統計についてお話しします
00:49
Let me tell you a stunning見事な statistic統計.
毎年 大企業の7社に1社が
00:52
One out of sevenセブン
large, publicパブリック corporations企業
不正行為を働いています
00:57
commitコミット fraud詐欺 everyすべて year.
これはアメリカ企業を対象にした
学術研究ですが
01:00
This is a US academicアカデミック study調査
that looks外見 at US companies企業 --
ヨーロッパで大きく異なるとは思えません
01:03
I have no reason理由 to believe
that it's different異なる in Europeヨーロッパ.
この研究は統計手法を使い
露呈の有無に関係なく
01:07
This is a study調査 that looks外見
at bothどちらも detected検出された and undetected検出されない fraud詐欺
不正行為の数を導いています
01:11
usingを使用して statistical統計的 methodsメソッド.
不正行為は些細な詐欺ではありません
01:13
This is not petty些細な fraud詐欺.
不正行為はその企業の株主に損失を与え
01:16
These frauds詐欺 costコスト
the shareholders株主 of these companies企業,
社会に損失を与え
01:19
and thereforeしたがって、 society社会,
毎年その額は3800億ドルに上ります
01:20
on the order注文 of
380 billion dollarsドル per〜ごと year.
例を挙げる事ができると思います
01:24
We can all think of some examples, right?
自動車業界の秘密はもはや秘密ではありません
01:27
The car industry's業界の secrets秘密
aren'tない quiteかなり so secret秘密 anymoreもう.
金融サービス業界の不正行為は
01:31
Fraud詐欺 has become〜になる a feature特徴,
バグ(誤り)ではなくて
01:35
not a bugバグ,
もはや仕組みの一部になっています
01:36
of the financial金融 servicesサービス industry業界.
これは私個人の意見ではなく
01:38
That's not me who'sだれの claiming主張する that,
アメリカ金融学会の理事が
01:40
that's the president大統領
of the Americanアメリカ人 Financeファイナンス Association協会
就任演説で述べたものです
01:43
who stated述べました that
in his presidential大統領 address住所.
金融業界の信用に大きく依存する
01:46
That's a huge巨大 problem問題
if you think about, especially特に,
スイスのような経済を考えると
01:49
an economy経済 like Switzerlandスイス,
これは巨大な問題です
01:51
whichどの relies信頼する so much on the trust信頼
put into its financial金融 industry業界.
その一方で
01:56
On the other handハンド,
不正行為に手を染める誘惑に打ち勝ち
01:58
there are six6 out of sevenセブン companies企業
who actually実際に remain残る honest正直な
7社の内6社は健全性を保っています
02:01
despite何と all temptations誘惑
to start開始 engaging魅力的 in fraud詐欺.
オリンパスで内部告発をした
02:06
There are whistle-blowersホイッスルブロアー
like Michaelマイケル WoodfordWoodford,
マイケル・ウッドフォードのような
人々がいます
02:08
who blew吹っ飛んだ the whistleホイッスル on Olympusオリンパス.
その様な告発者は自分のキャリアや友情を
犠牲にするリスクを抱えながら
02:10
These whistle-blowersホイッスルブロアー riskリスク their彼らの careersキャリア,
02:13
their彼らの friendships友情,
彼らの企業の真実を白日の下に晒すのです
02:14
to bring持参する out the truth真実
about their彼らの companies企業.
人権侵害の取材のために
自らの命を危険に晒す
02:17
There are journalistsジャーナリスト
like Annaアンナ Politkovskayaポリトコフスカヤ
アンナ・ポリトコフスカヤのような
ジャーナリストがいます
02:19
who riskリスク even their彼らの lives人生
to report報告する human人間 rights権利 violations違反.
彼女は殺害されました
02:23
She got killed殺された --
毎年 およそ100人のジャーナリストが
02:24
everyすべて year,
02:26
around 100 journalistsジャーナリスト get killed殺された
真実を公開するという信条のゆえに
命を奪われています
02:27
because of their彼らの conviction信念
to bring持参する out the truth真実.
今日私のトークでは
02:32
So in my talk today今日,
10年に渡るこの問題の研究から
02:33
I want to shareシェア with you
some insights洞察 I've obtained得られた and learned学んだ
私が学んだ事柄を
皆さんと共有したいと思います
02:36
in the last 10 years
of conducting導く research研究 in this.
私は研究者で 多方面の方々と仕事をします
経済学者や
02:40
I'm a researcher研究者,
a scientist科学者 workingワーキング with economistsエコノミスト,
金融経済学者や
02:43
financial金融 economistsエコノミスト,
倫理学者や 脳神経科学者や
02:45
ethicists倫理学者, neuroscientists神経科学者,
弁護士など
02:47
lawyers弁護士 and othersその他
何が人を衝き動かすのかを理解し
02:48
trying試す to understandわかる
what makes作る humans人間 tickダニ,
企業の不正行為という課題を
どう解決すべきか
02:50
and how can we address住所 this issue問題
of fraud詐欺 in corporations企業
それにより 世界をより良いものにすべく
貢献をするために研究しています
02:55
and thereforeしたがって、 contribute貢献する
to the improvement改善 of the world世界.
人々の行動についての2つの異なる
ビジョンを共有する事から
02:59
I want to start開始 by sharing共有 with you
two very distinct明確な visionsビジョン
始めたいと思います
03:02
of how people behave行動する.
最初はアダム・スミス
03:04
First, meet会う Adamアダム Smithスミス,
現代経済学の創始者です
03:07
founding創業 fatherお父さん of modernモダン economics経済.
彼の基本的な考え方は
誰しも私利私欲で行動すれば
03:10
His basic基本的な ideaアイディア was that if everybodyみんな
behaves動作する in their彼らの own自分の self-interests自己利益,
最終的には皆の利益になるというものでした
03:14
that's good for everybodyみんな in the end終わり.
私利私欲は単なるお手軽な概念などでは無く
03:18
Self-interest自己利益 isn't
a narrowly狭く defined定義された concept概念
03:21
just for your immediate即時 utilityユーティリティー.
長期的な影響力があるものです
03:23
It has a long-runロングラン implication含意.
少し考えて見ましょう
03:25
Let's think about that.
この犬を例にとります
03:27
Think about this dog here.
私たち自身の姿かもしれません
03:29
That mightかもしれない be us.
こんな誘惑があったとします
03:31
There's this temptation誘惑 --
菜食主義の方には申し訳ありませんが
03:32
I apologizeお詫びする to all vegetarians菜食主義者, but --
(笑)
03:35
(Laughter笑い)
犬はブラートヴルストが好きなものです
03:36
Dogs do like the bratwurstブラットワースト.
(笑)
03:37
(Laughter笑い)
そして私利私欲に任せて
03:40
Now, the straight-upまっすぐ,
self-interested自己に興味がある move動く here
一直線に飛びつきます
03:43
is to go for that.
私の友達 アダムは飛び上がって
03:45
So my friend友人 Adamアダム here mightかもしれない jumpジャンプ up,
ソーセージを取るのですが
美しい食器をめちゃくちゃにします
03:47
get the sausageソーセージ and therebyそれによって ruin台無し
all this beautiful綺麗な tableware食器.
でもそうしたかった訳ではありません
03:52
But that's not what Adamアダム Smithスミス meant意味した.
彼は意図しないこの結末を
無視するつもりは無かったのです
03:53
He didn't mean
disregard無視 all consequences結果 --
03:56
to the contrary反対の.
彼はまずい結果に
03:57
He would have thought,
なるかも知れないと考えたでしょう
03:59
well, there mayかもしれない be negative consequences結果,
例えば
04:01
for example,
飼い主が怒るかもしれないと考え
04:02
the ownerオーナー mightかもしれない be angry怒っている with the dog
犬は思い直すかも知れません
04:05
and the dog, anticipating予期する that,
mightかもしれない not behave行動する in this way.
これは私たちの姿かも知れません
04:09
That mightかもしれない be us,
自分の行動による利益と損失を比較します
04:11
weighing計量 the benefits利点
and costsコスト of our actions行動.
その考えはどこから来るのか?
04:14
How does that play遊びます out?
皆さんが勤めている
04:15
Well, manyたくさんの of you, I'm sure,
多くの企業では
04:17
have in your companies企業,
特に大企業であれば
04:19
especially特に if it's a large company会社,
行動規範があるはずです
04:21
a codeコード of conduct行動.
その行動規範に則って行動すれば
04:23
And then if you behave行動する
accordingに従って to that codeコード of conduct行動,
ボーナスを貰える機会が増えます
04:26
that improves改善する your chancesチャンス
of getting取得 a bonusボーナス payment支払い.
その一方でそれを無視すれば
04:29
And on the other handハンド,
if you disregard無視 it,
ボーナスが貰えないか
04:31
then there are higher高い chancesチャンス
of not getting取得 your bonusボーナス
減額されます
04:34
or its beingであること diminished減少した.
言い方を変えると
04:36
In other words言葉,
経済的な動機付けにより
04:37
this is a very economic経済的 motivation動機
人々をより誠実にさせ
04:39
of trying試す to get people to be more honest正直な,
企業の規範と一致させようとするのです
04:42
or more aligned整列した with
the corporation's法人の principles原則.
類似したところでは
評判はとても強い経済の原動力と言えます
04:46
Similarly同様に, reputation評判 is a very
powerful強力な economic経済的 force, right?
良い評判を得るために
04:51
We try to buildビルドする a reputation評判,
例えば誠実であるように務め
04:53
maybe for beingであること honest正直な,
将来 人々からより信頼されるように励みます
04:54
because then people
trust信頼 us more in the future未来.
そうですよね?
04:57
Right?
アダム・スミスは
04:59
Adamアダム Smithスミス talked話した about the bakerパン屋
消費者への親切心からではなく
05:01
who'sだれの not producing生産する good breadパン
out of his benevolence慈悲
将来パンをもっと多く売りたいとの思いから
05:05
for those people who consume消費する the breadパン,
良いパンを作る
パン焼き職人について語りましたが
05:08
but because he wants to sell売る
more future未来 breadパン.
私がチューリッヒ大学で行った研究で
明らかになったことですが
05:12
In my research研究, we find, for example,
05:14
at the University大学 of Zurichチューリッヒ,
例えば脱税や税金詐欺などで
05:15
that Swissスイス banks銀行
who get caught捕らえられた up in mediaメディア,
スイスの銀行が
05:20
and in the contextコンテキスト, for example,
メディアで取り上げられると
05:22
of tax税金 evasion回避, of tax税金 fraud詐欺,
評判を落としてしまいます
05:24
have bad悪い mediaメディア coverageカバレッジ.
すると彼らは将来の新規預金を失い
05:25
They lose失う netネット new新しい moneyお金 in the future未来
利益が縮小します
05:28
and thereforeしたがって、 make lower低い profits利益.
これは非常に強力な評判の力の例です
05:30
That's a very powerful強力な reputational評判 force.
利益と損失
05:34
Benefits利点 and costsコスト.
もう1つの世界の見方をお話しします
05:37
Here'sここにいる another別の viewpoint観点 of the world世界.
イマヌエル・カントは
05:39
Meet会う Immanuelイマヌエル Kantカント,
18世紀のドイツ哲学界の
スーパースターです
05:41
18th-century世紀 Germanドイツ人 philosopher哲学者 superstarスーパースター.
彼が展開した考えは
05:44
He developed発展した this notion概念
その行為の結果に関わらず
05:46
that independent独立した of the consequences結果,
いくつかの行動はただ正しく
いくつかの行動はただ誤りである
05:49
some actions行動 are just right
というものでした
05:52
and some are just wrong違う.
嘘をつくのは悪いというのが良い例です
05:54
It's just wrong違う to lie嘘つき, for example.
では友達のイマヌエルに登場してもらいます
05:57
So, meet会う my friend友人 Immanuelイマヌエル here.
彼はソーセージがとても美味しい事を
知っています
06:00
He knows知っている that the sausageソーセージ is very tastyおいしい,
しかし彼は良い犬なので
食べようとはしません
06:03
but he's going to turn順番 away
because he's a good dog.
彼は棚に飛び上がって
06:06
He knows知っている it's wrong違う to jumpジャンプ up
美しい食器を壊すリスクを取るのが
誤った行動だと知っています
06:08
and riskリスク ruining台無しにする
all this beautiful綺麗な tableware食器.
人々もこんな動機で
行動すると考えると
06:12
If you believe that people
are motivated意欲的な like that,
インセンティブ、行動規範
ボーナス制度などは
06:14
then all the stuffもの about incentivesインセンティブ,
06:17
all the stuffもの about codeコード of conduct行動
and bonusボーナス systemsシステム and so on,
あまり意味を成さなくなります
06:20
doesn't make a whole全体 lot of senseセンス.
人々は多分違った価値観によって
動機付けされるのです
06:23
People are motivated意欲的な
by different異なる values perhapsおそらく.
では実際 何によって
動機付けされているのでしょうか
06:27
So, what are people actually実際に motivated意欲的な by?
この2人の紳士は完璧な髪形ですが
06:30
These two gentlemen紳士 here
have perfect完璧な hairdos髪型,
しかし全く異なる世界観を
私たちに見せてくれます
06:32
but they give us
very different異なる views再生回数 of the world世界.
私たちはどう行動すべきか?
06:37
What do we do with this?
私は経済学者であり
06:39
Well, I'm an economistエコノミスト
そしてこの問題を解決するための
実験といえる事を進めています
06:40
and we conduct行動 so-calledいわゆる experiments実験
to address住所 this issue問題.
現実では混乱を起こす事実を取り払い
06:45
We stripストリップ away facts事実
whichどの are confusing混乱する in reality現実.
現実はとても豊かで
いろいろな事が起こっていて
06:48
Reality現実 is so richリッチ,
there is so much going on,
人々は何に衝き動かされ行動するのかを
正確に知る事はほぼ不可能です
06:51
it's almostほぼ impossible不可能 to know
what drivesドライブ people's人々の behavior動作 really.
ここでちょっとした実験をします
06:55
So let's do a little experiment実験 together一緒に.
こんな状況を想像してください
06:58
Imagine想像する the following以下 situation状況.
あなたはある部屋に1人でいます
07:02
You're in a roomルーム alone単独で,
こんな場所ではありません
07:04
not like here.
私が今持っているような
5フランコインが1枚
07:06
There's a five-franc五フラン coinコイン
like the one I'm holdingホールディング up right now
目の前にあります
07:10
in frontフロント of you.
あなたの作業は
07:12
Here are your instructions指示:
コインを4回投げて
07:13
tossトス the coinコイン four4つの times,
傍にあるコンピュータに
07:17
and then on a computerコンピューター
terminalターミナル in frontフロント of you,
何回裏面が出たかを入力することです
07:20
enter入る the number of times tails came来た up.
こんなシチュエーションです
07:23
This is the situation状況.
ここからが厄介です
07:25
Here'sここにいる the rubこする.
申告された
裏面の出た数毎に
07:26
For everyすべて time that you announce発表する
that you had a tails throwスロー,
5フランが支払われます
07:30
you get paid支払った five francsフラン.
裏面が2回出たと申告すれば
07:31
So if you say I had two tails throwsスロー,
10フランが支払われます
07:34
you get paid支払った 10 francsフラン.
裏面の出た回数が0回だったと申告すれば
貰うのは0フランです
07:36
If you say you had zeroゼロ,
you get paid支払った zeroゼロ francsフラン.
もし裏面が4回出たと申告すれば
07:39
If you say, "I had four4つの tails throwsスロー,"
20フランが支払われます
07:42
then you get paid支払った 20 francsフラン.
匿名で行われるので
07:44
It's anonymous匿名,
誰もあなたの行動を見ていず
07:45
nobody's誰も watching見ている what you're doing,
匿名のまま支払いを受け取れます
07:47
and you get paid支払った that moneyお金 anonymously匿名で.
2つの質問をします
07:49
I've got two questions質問 for you.
(笑)
07:51
(Laughter笑い)
質問を想像できますね?
07:53
You know what's coming到来 now, right?
最初の質問は
あなたならどう振舞いますか?
07:56
First, how would you behave行動する
in that situation状況?
2つめの質問は
右側と左側の方を見てー
08:00
The second二番, look to your left
and look to your right --
(笑)
08:03
(Laughter笑い)
隣に座る人たちが
08:04
and think about how
the person sitting座っている next to you
どう振舞うと思いますか?
08:06
mightかもしれない behave行動する in that situation状況.
実際にこの実験を行ってみました
08:08
We did this experiment実験 for realリアル.
マニフェスタ芸術展が
08:10
We did it at the Manifestaマニフェスタ artアート exhibition展示会
最近チューリッヒで行われた際に
08:13
that took取った place場所 here in Zurichチューリッヒ recently最近,
大学の研究室の学生ではなく
08:15
not with students学生の in the lab研究室
at the university大学
皆さんのような
一般市民を対象にしました
08:18
but with the realリアル population人口,
08:20
like you guys.
先ずは統計学の復習です
08:22
First, a quickクイック reminder思い出させる of stats統計.
裏表それぞれが出る確率が等しいコインを
4回投げた時に
08:24
If I throwスロー the coinコイン four4つの times
and it's a fairフェア coinコイン,
4回とも裏面が出る確率は
08:27
then the probability確率
that it comes来る up four4つの times tails
6.25%です
08:31
is 6.25 percentパーセント.
直観で理解して欲しいのですが
08:35
And I hope希望 you can intuitively直感的に see
裏が4回出る確率は
2回出る確率に比べて
08:36
that the probability確率 that all four4つの
of them are tails is much lower低い
かなり低いものです
08:40
than if two of them are tails, right?
このように数字で示されています
08:42
Here are the specific特定 numbers数字.
さて何が起きたでしょうか
08:46
Here'sここにいる what happened起こった.
現実に人々がこの実験に臨みました
08:47
People did this experiment実験 for realリアル.
およそ30-35%の人が
08:50
Around 30 to 35 percentパーセント of people said,
「ええと 4回裏が出ました」と言います
08:54
"Well, I had four4つの tails throwsスロー."
極端にありえない数字です
08:57
That's extremely極端な unlikely起こりそうもない.
(笑)
08:59
(Laughter笑い)
恐らく経済学者にとって
09:01
But the really amazing素晴らしい thing here,
さらに驚くべきは
09:04
perhapsおそらく to an economistエコノミスト,
約65%の人は4回裏が出たと
申告しなかった事でした
09:05
is there are around 65 percentパーセント of people
who did not say I had four4つの tails throwsスロー,
誰も監視していない状況下で
09:12
even thoughしかし in that situation状況,
4回とも裏が出たと
09:14
nobody's誰も watching見ている you,
申告すれば現金をより多く
09:16
the only consequence結果 that's in place場所
手に入れられるにも関わらずです
09:18
is you get more moneyお金
if you say four4つの than lessもっと少なく.
0回だったと申告した場合は
机の上の20フランを残して立ち去るのですよ
09:22
You leave離れる 20 francsフラン on the table
by announcing発表 zeroゼロ.
匿名の調査だったので
人々が本当に正直だったのか
09:26
I don't know whetherかどうか
the other people all were honest正直な
少し違う数字を報告していたかは
09:28
or whetherかどうか they alsoまた、 said a little bitビット
higher高い or lower低い than what they did
分かりません
09:32
because it's anonymous匿名.
私たちは統計分布を観察しただけです
09:33
We only observed観察された the distribution分布.
でも私から言える事は—
おっと もう1枚コインが
09:35
But what I can tell you --
and here'sここにいる another別の coinコイン tossトス.
裏が出ています
09:37
There you go, it's tails.
(笑)
09:39
(Laughter笑い)
調べちゃだめですよ?
09:40
Don't checkチェック, OK?
(笑)
09:42
(Laughter笑い)
でも私から言える事は
09:45
What I can tell you
必ずしもすべての人がアダム・スミスの
予想の通りには振舞わなかった という事です
09:46
is that not everybodyみんな behaved行動した
like Adamアダム Smithスミス would have predicted予測された.
これはどういう意味か?
09:52
So what does that leave離れる us with?
人々はその人自身が持つ価値観に
動機付けられているようです
09:54
Well, it seems思われる people are motivated意欲的な
by certainある intrinsic固有の values
私たちの研究は ここに着目して
09:58
and in our research研究, we look at this.
「保護価値」と呼ばれる考え方を
研究しています
10:01
We look at the ideaアイディア that people have
so-calledいわゆる protected保護された values.
「保護価値」 は単なる価値ではありません
10:06
A protected保護された value isn't just any value.
代償を払ってでも
守りたいと考える価値が
10:09
A protected保護された value is a value
where you're willing喜んで to pay支払う a price価格
「保護価値」 なのです
10:15
to uphold維持する that value.
流されそうな誘惑に打ち勝つために
対価を払おうと思うのです
10:16
You're willing喜んで to pay支払う a price価格
to withstand耐える the temptation誘惑 to give in.
結果として あなたの価値観と
10:22
And the consequence結果 is you feel better
一致する方法でお金が稼げれば
気分良く感じます
10:24
if you earn獲得する moneyお金 in a way
that's consistent整合性のある with your values.
この事を 愛すべき犬を例に説明します
10:29
Let me showショー you this again
in the metaphor隠喩 of our beloved愛する dog here.
もし私たちの価値観を歪める事なく
ソーセージを手に入れられれば
10:34
If we succeed成功する in getting取得 the sausageソーセージ
withoutなし violating違反する our values,
ソーセージはよりおいしく感じるでしょう
10:38
then the sausageソーセージ tastes better.
私たちの研究がそう示しました
10:40
That's what our research研究 showsショー.
その一方で
10:42
If, on the other handハンド,
同様に
10:44
we do so --
ソーセージを入手できても
10:45
if we get the sausageソーセージ
そのために価値観を歪めることになると
10:46
and in doing so
we actually実際に violate違反する values,
ソーセージの価値は下がってしまうのです
10:50
we value the sausageソーセージ lessもっと少なく.
定量的に見てもとても強力です
10:53
Quantitatively量的に, that's quiteかなり powerful強力な.
その 「保護価値」 を測ることもできます
10:55
We can measure測定 these protected保護された values,
例えば
10:58
for example,
アンケート調査によって計測します
10:59
by a survey調査 measure測定.
簡単な9項目の質問が
この実験では予測に役立ちました
11:02
Simpleシンプル, nine-item9項目 survey調査 that's quiteかなり
predictive予測的 in these experiments実験.
平均値ということを考える場合
11:08
If you think about the average平均
of the population人口
その周りには分布ができますー
11:10
and then there's
a distribution分布 around it --
人々はみな異なります
我々はみな異なるのです
11:12
people are different異なる,
we all are different異なる.
ある一連の 「保護価値」 を持つ人々は
11:15
People who have a setセット of protected保護された values
平均から1標準偏差分大きい位置にいて
11:18
that's one standard標準 deviation偏差
above上の the average平均,
彼らは嘘の申告をして貰った
金額の価値を25%低く感じるのです
11:22
they discountディスカウント moneyお金 they receive受け取る
by lying嘘つき by about 25 percentパーセント.
嘘をついて受け取った1ドルは
彼らにとっては75セントの価値であると
11:27
That means手段 a dollarドル received受け取った when lying嘘つき
この結果は示していて
11:31
is worth価値 to them only 75 centsセント
誠実な振舞いを促す
インセンティブがなかったとしてもこうです
11:33
withoutなし any incentivesインセンティブ you put in place場所
for them to behave行動する honestly正直.
彼らの本能的な動機なのです
11:37
It's their彼らの intrinsic固有の motivation動機.
ところで 私は道徳の専門家ではありません
11:39
By the way, I'm not a moral道徳 authority権限.
私が高徳な価値観をすべて持っているとは
言っていません ですね?
11:40
I'm not saying言って I have
all these beautiful綺麗な values, right?
しかし 私は人々の振る舞いに興味があり
11:44
But I'm interested興味がある in how people behave行動する
人間性の豊かさを 実際に組織の改善に
11:46
and how we can leverage活用
that richness豊か in human人間 nature自然
活用できるだろうか ということに
興味があるのです
11:49
to actually実際に improve改善する
the workings働き of our organizations組織.
2つの実に異なるビジョンがあります
11:54
So there are two
very, very different異なる visionsビジョン here.
1つには
11:57
On the one handハンド,
利益と損失に訴えて
11:58
you can appealアピール to benefits利点 and costsコスト
人々がそれに基づいて行動する様に
仕向ける方法です
12:02
and try to get people
to behave行動する accordingに従って to them.
もう1つは
12:04
On the other handハンド,
あなたが同じ価値観と
12:06
you can select選択する people who have the values
それからもちろん好ましい特性や
12:10
and the desirable望ましい
characteristics特性, of courseコース --
あなたの組織で役立つ技能を持った人物を
選ぶ方法もあります
12:12
competenciesコンピテンシー that go
in lineライン with your organization組織.
その様な 「保護価値」 がどこから生まれるのか
まだ判っていません
12:16
I do not yetまだ know where
these protected保護された values really come from.
育成されたものか あるいは
自然発生的なものなのか
12:20
Is it nurture育成 or is it nature自然?
私が言えるのは
12:23
What I can tell you
分布は男女ともに
非常に似通っている事です
12:25
is that the distribution分布
looks外見 prettyかなり similar類似 for men男性 and women女性.
経済学を学んだ人と
心理学を学んだ人の双方とも
12:30
It looks外見 prettyかなり similar類似
for those who had studied研究した economics経済
非常に類似している事です
12:34
or those who had studied研究した psychology心理学.
成人では異なる年齢層間でも
12:38
It looks外見 even prettyかなり similar類似
around different異なる age年齢 categoriesカテゴリ
非常に類似しています
12:41
among adults大人.
人生を通してどう発達するのかも
判っていません
12:42
But I don't know yetまだ
how this develops発展する over a lifetime一生.
これらはこれからの研究課題です
12:45
That will be the subject主題
of future未来 research研究.
皆さんにお伝えしたいアイデアは
12:49
The ideaアイディア I want to leave離れる you with
インセンティブに訴えるのは正しい
という事です
12:51
is it's all right to appealアピール to incentivesインセンティブ.
私は経済学者なので
12:54
I'm an economistエコノミスト;
インセンティブが有効に機能することを
固く信じています
12:55
I certainly確かに believe in the fact事実
that incentivesインセンティブ work.
しかし 人々を集めて
インセンティブを与える仕組みを作るよりも
12:59
But do think about selecting選択する
the right people
正しい人選をすることを考えてみてください
13:03
ratherむしろ than having持つ people
and then puttingパッティング incentivesインセンティブ in place場所.
正しい価値観を持つ正しい人材を集めれば
13:06
Selecting選択 the right people
with the right values
結局は あなたの組織の多くの問題や損失を
13:09
mayかもしれない go a long way
to saving貯蓄 a lot of troubleトラブル
未然に防ぐことになるのですから
13:13
and a lot of moneyお金
13:14
in your organizations組織.
つまり
13:16
In other words言葉,
人間を最優先すれば成果が上がるのです
13:17
it will pay支払う off to put people first.
ありがとうございました
13:22
Thank you.
(拍手)
13:23
(Applause拍手)
Translated by Hiroshi Uchiyama
Reviewed by Eriko T.

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About the speaker:

Alexander Wagner - Economist
Alexander Wagner balances two passions: the thrill of seeking knowledge about fundamentals of human behavior for knowledge's sake, and the desire to apply insights in the real world and to improve the workings of markets and organizations.

Why you should listen

Alexander Wagner has discovered that to most people, what matters is not only how much money they receive but also whether they behaved honestly to receive that money. As Swiss Finance Institute professor at the University of Zurich's Department of Banking and Finance, Wagner has taught corporate finance to thousands of eager students and hundreds of motivated executives, and he has helped shape governance systems of companies large and small. His recent research deals with how investors perceive managerial words and deeds … and with the stock market implications of the Trump election.

More profile about the speaker
Alexander Wagner | Speaker | TED.com