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TED2015

Lucianne Walkowicz: Let's not use Mars as a backup planet

ルシアン・ウォーコウィッチ: 火星は予備の地球ではない

Filmed:
2,124,861 views

恒星天文学者でTEDシニア・フェローのルシアン・ウォーコウィッチは、NASAのケプラー計画に携わっていて、生命を保持できる場所を宇宙に探しています。だから火星については注意して考えるようにという彼女の言葉には耳を傾けるべきでしょう。この短い講演で彼女が主張しているのは、地球を駄目にしたときに移り住む場所として火星を見るのはやめて、惑星間探査と地球保護を共通の目的の2つの面として捉えるようにということです。彼女の言うように、地球のような惑星を探せば探すほど、地球の有り難みが分かるようになるのですから。

- Stellar astronomer
Lucianne Walkowicz works on NASA's Kepler mission, studying starspots and "the tempestuous tantrums of stellar flares." Full bio

We're at a tipping転倒 pointポイント in human人間 history歴史,
我々は人類史の分岐点にいて
00:12
a species poised態勢を整えた betweenの間に gaining獲得する the stars
and losing負け the planet惑星 we call home.
新たな星を手に入れるか
故郷の星を失うかの間で揺れています
00:15
Even in just the past過去 few少数 years,
we've私たちは greatly大きく expanded拡張された
ほんのこの数年だけでも
00:21
our knowledge知識 of how Earth地球 fitsフィット
within以内 the contextコンテキスト of our universe宇宙.
宇宙における地球の位置づけについて
私たちの知識は大きく広がりました
00:24
NASA'sNASAの Keplerケプラー missionミッション has discovered発見された
NASAのケプラー計画で
00:28
thousands of potential潜在的な planets惑星
around other stars,
他の恒星系の惑星候補が
何千も見つかり
00:31
indicating指示する that Earth地球 is but one
of billions何十億 of planets惑星 in our galaxy銀河.
地球はこの銀河系にある何十億という惑星の
1つにすぎないことを示唆しています
00:34
Keplerケプラー is a spaceスペース telescope望遠鏡
ケプラーというのは宇宙望遠鏡で
00:38
that measures措置 the subtle微妙 dimming調光 of stars
as planets惑星 passパス in frontフロント of them,
恒星の前を惑星が横切る際に
光が遮られることで起きる
00:40
blockingブロッキング just a little bitビット
of that light from reaching到達 us.
星の明るさの微妙な変化を
観測しています
00:44
Kepler'sケプラーズ dataデータ reveals明らかにする planets'惑星 ' sizesサイズ
ケプラーのデータは
00:47
as well as their彼らの distance距離
from their彼らの parent star.
惑星の大きさや
その親星(恒星)までの距離を明らかにし
00:50
Together一緒に, this helps助けて us understandわかる
whetherかどうか these planets惑星 are small小さい and rocky岩場,
それによって その惑星が
00:53
like the terrestrial地上の planets惑星
in our own自分の Solar太陽 Systemシステム,
岩石で出来た小型の
地球型惑星なのかどうか
00:57
and alsoまた、 how much light they receive受け取る
from their彼らの parent sun太陽.
また どれほどの光を親星である太陽から
受けているのかが分かります
00:59
In turn順番, this provides提供する clues手がかり as to whetherかどうか
these planets惑星 that we discover発見する
これは その惑星が
居住に適しているかの
01:03
mightかもしれない be habitable住みやすい or not.
ヒントを与えてくれます
01:06
Unfortunately残念ながら, at the same同じ time
as we're discovering発見する this treasure trove〜する
残念なことに
01:09
of potentially潜在的 habitable住みやすい worlds世界,
居住可能かもしれない世界の
宝の山が発見されている一方で
01:13
our own自分の planet惑星 is saggingたるみ
under the weight重量 of humanity人類.
我々自身の惑星は
人類の重みによって疲弊しています
01:15
2014 was the hottest最も熱い year on record記録.
2014年は 観測史上
最も暑い年でした
01:19
Glaciers氷河 and sea ice that have
been with us for millennia千年
悠久の時を我々と共にあった
氷河や海氷が
01:23
are now disappearing消えていく
in a matter問題 of decades数十年.
ほんの数十年で
消失しています
01:26
These planetary-scale惑星スケール environmental環境
changes変更 that we have setセット in motionモーション
我々が引き起こしている
この惑星規模の環境変化は
01:29
are rapidly急速に outpacingアウトスペース our ability能力
to alter変更する their彼らの courseコース.
我々には軌道修正できないほど
急速に進行しつつあります
01:35
But I'm not a climate気候 scientist科学者,
I'm an astronomer天文学者.
しかし私は気象学者ではなく
天文学者です
01:39
I study調査 planetary遊星の habitability居住性
as influenced影響を受け by stars
私は惑星の居住適性を
研究していて
01:43
with the hopes希望 of finding所見
the places場所 in the universe宇宙
地球外で生命の
存在しうる惑星を
01:46
where we mightかもしれない discover発見する
life beyond超えて our own自分の planet惑星.
見つけようとしています
01:48
You could say that I look for
choice選択 alienエイリアン realリアル estateエステート.
異星で良い物件探しをしている
と言ったところです
01:51
Now, as somebody誰か who is deeply深く embedded埋め込み
in the searchサーチ for life in the universe宇宙,
宇宙の生命の探索に深く関わる者として
私に言えるのは
01:55
I can tell you that the more
you look for planets惑星 like Earth地球,
地球のような惑星を
探せば探すほど
02:00
the more you appreciate感謝する
our own自分の planet惑星 itself自体.
地球の有り難みを
強く感じるということです
02:03
Each one of these new新しい worlds世界
invites招待状 a comparison比較
新しい惑星が
見つかるごとに
02:07
betweenの間に the newly新しく discovered発見された planet惑星
and the planets惑星 we know bestベスト:
その惑星と
02:09
those of our own自分の Solar太陽 Systemシステム.
我々の一番良く知る
太陽系の惑星の比較を促されます
02:13
Consider検討する our neighbor隣人, Mars火星.
お隣りさんである
火星を考えてみましょう
02:15
Mars火星 is small小さい and rocky岩場,
and thoughしかし it's a bitビット far遠い from the Sun太陽,
火星は岩石でできた小型の惑星で
太陽から少し遠いですが
02:17
it mightかもしれない be considered考慮される
a potentially潜在的 habitable住みやすい world世界
ケプラーで見つかれば
02:21
if found見つけた by a missionミッション like Keplerケプラー.
居住可能性ありと判断される
タイプの惑星です
02:23
Indeed確かに, it's possible可能 that Mars火星
was habitable住みやすい in the past過去,
実際 火星は過去に
居住可能だった可能性があり
02:25
and in part, this is why
we study調査 Mars火星 so much.
これまで火星の調査が
数多く行われてきたのもそれが理由です
02:29
Our roversローバー, like Curiosity好奇心,
crawlクロール across横断する its surface表面,
キュリオシティのような
探査ローバーが
02:32
scratching引っ掻く for clues手がかり as to the origins起源
of life as we know it.
生命の起源の痕跡を探して
火星表面を走り回り
02:36
Orbitersオービター like the MAVENMAVEN missionミッション
sampleサンプル the Martian火星 atmosphere雰囲気,
MAVEN のような探査機は
火星大気のサンプルを採取し
02:39
trying試す to understandわかる how Mars火星
mightかもしれない have lost失われた its past過去 habitability居住性.
火星が住めない環境になった理由を
解明しようとしています
02:42
Privateプライベート spaceflight宇宙飛行 companies企業 now offer提供
not just a shortショート trip旅行 to near近く spaceスペース
民間の宇宙旅行会社は
地球周辺の短期間の旅行だけでなく
02:46
but the tantalizing魅力的な possibility可能性
of living生活 our lives人生 on Mars火星.
魅惑的な火星での生活の可能性まで
提示しています
02:51
But thoughしかし these Martian火星 vistas景色
火星の光景は
02:54
resemble似ている the deserts砂漠
of our own自分の home world世界,
地球上の砂漠を思わせ
02:56
places場所 that are tied結ばれた in our imagination想像力
to ideasアイデア about pioneering先駆者 and frontiersフロンティア,
開拓者や新世界といったイメージを
喚起するにしても
02:59
compared比較した to Earth地球
地球と比べたら
03:04
Mars火星 is a prettyかなり terribleひどい place場所 to liveライブ.
火星は住むには
ひどい場所です
03:06
Consider検討する the extentエクステント to whichどの
we have not colonized植民地化した
考えてみてください
03:09
the deserts砂漠 of our own自分の planet惑星,
地球には 人の住まない
砂漠が広がっていますが
03:13
places場所 that are lush豊かな
by comparison比較 with Mars火星.
それでさえ 火星と比べたら
豊かなものです
03:15
Even in the driest最も乾いた,
highest最高 places場所 on Earth地球,
地球上で最も乾燥し
最も高地にある場所でも
03:17
the air空気 is sweet甘い and thick厚い with oxygen酸素
何千キロも離れた熱帯雨林の
もたらす酸素に満ちた
03:20
exhaled吐き出された from thousands of milesマイル away
by our rainforests熱帯雨林.
濃くておいしい空気があります
03:23
I worry心配 -- I worry心配 that this excitement興奮
about colonizingコロニー化 Mars火星 and other planets惑星
火星やその他の惑星に植民するという
バラ色のアイデアが投げかける
03:27
carries運ぶ with it a long, darkダーク shadow:
長く暗い影を
私は懸念しています
03:33
the implication含意 and belief信念 by some
我々の知る唯一
本当に居住可能な惑星に
03:36
that Mars火星 will be there to saveセーブ us
from the self-inflicted自殺した destruction破壊
自ら招いた破滅から
火星が人類を救ってくれる
03:38
of the only truly真に habitable住みやすい planet惑星
we know of, the Earth地球.
そんな思い込みが どんな結果を
もたらすことになるのか
03:42
As much as I love
interplanetary惑星間 exploration探査,
惑星間探査は好きですが
03:46
I deeply深く disagree同意しない with this ideaアイディア.
そういう考えには
まったく反対です
03:48
There are manyたくさんの excellent優れた reasons理由
to go to Mars火星,
火星に行くべき素晴らしい理由が
たくさんあるとしても
03:50
but for anyone誰でも to tell you that Mars火星
will be there to back up humanity人類
人類の待避場所として
火星があると言うのは
03:53
is like the captainキャプテン of the Titanicタイタニック
telling伝える you that the realリアル partyパーティー
タイタニック号の船長が
本当のパーティーは
03:57
is happeningハプニング later後で on the lifeboats救命艇.
後で救命ボートで行われますと
言うようなものです
04:00
(Laughter笑い)
(笑)
04:02
(Applause拍手)
(拍手)
04:05
Thank you.
どうも
04:08
But the goalsゴール of interplanetary惑星間
exploration探査 and planetary遊星の preservation保存
惑星間探査と惑星保護は
04:11
are not opposed反対 to one another別の.
対極にあるものではなく
04:14
No, they're in fact事実 two sides両側
of the same同じ goalゴール:
むしろ1つの目的の
表と裏なのです
04:17
to understandわかる, preserve保存する
and improve改善する life into the future未来.
未来に向けて生命を理解し
保護し 改善するということです
04:19
The extreme極端な environments環境
of our own自分の world世界 are alienエイリアン vistas景色.
地球上で最も苛酷な環境は
異星の光景のようで
04:23
They're just closerクローザー to home.
ただ 近くにある
というだけです
04:28
If we can understandわかる how to create作成する
and maintain維持する habitable住みやすい spacesスペース
その居住に適さない
荒涼とした地に
04:29
out of hostile敵対的な, inhospitable不愉快な
spacesスペース here on Earth地球,
居住可能な空間を作り
維持する方法が分かれば
04:34
perhapsおそらく we can meet会う the needsニーズ
of bothどちらも preserving保存 our own自分の environment環境
それは地球環境の保護にも
04:37
and moving動く beyond超えて it.
他の惑星への進出にも
役立てられます
04:40
I leave離れる you with a final最後の
thought experiment実験:
最後にフェルミの
パラドックスという
04:43
Fermi'sフェルミ paradox逆説.
思考実験の話をしましょう
04:45
Manyたくさんの years ago, the physicist物理学者 Enricoエンリコ Fermiフェルミ
asked尋ねた that, given与えられた the fact事実
ずっと以前に物理学者の
エンリコ・フェルミは問いました
04:47
that our universe宇宙 has been around
for a very long time
宇宙は長らく存在し
04:52
and we expect期待する that there
are manyたくさんの planets惑星 within以内 it,
たくさんの惑星がある
と考えられるので
04:54
we should have found見つけた evidence証拠
for alienエイリアン life by now.
地球外生命の証拠が見つかっていても
良さそうなものだが
04:57
So where are they?
それはどこにあるのか?
05:00
Well, one possible可能 solution溶液
to Fermi'sフェルミ paradox逆説
フェルミのパラドックスへの
考えられる答えの1つは
05:02
is that, as civilizations文明 become〜になる
technologically技術的に advanced高度な enough十分な
他の恒星系に
進出しようとするほど
05:06
to consider検討する living生活 amongst間に the stars,
技術的に進歩した文明は
05:09
they lose失う sight視力 of how important重要 it is
その発展をそもそも育んでくれた
故郷を守ることの重要性を
05:11
to safeguard保障措置 the home worlds世界 that fostered育てられた
that advancementアドバンス to beginベギン with.
見失っていく というものです
05:14
It is hubris傲慢 to believe
that interplanetary惑星間 colonization植民地化 alone単独で
他の惑星への植民だけで
05:18
will saveセーブ us from ourselves自分自身,
自ら招いた破滅から人類を救える
などと考えるのは傲慢です
05:23
but planetary遊星の preservation保存
and interplanetary惑星間 exploration探査
しかし惑星保護と
惑星間探査を
05:25
can work together一緒に.
ともに進めることは
可能なのです
05:28
If we truly真に believe in our ability能力
もし人類が 火星の苛酷な環境を
住めるように変えられると
05:30
to bend曲げる the hostile敵対的な environments環境 of Mars火星
for human人間 habitation住居,
本当に思っているなら
05:32
then we should be ableできる to surmount上回る
the far遠い easierより簡単に task仕事 of preserving保存
まず地球の可住性を
維持するという
05:36
the habitability居住性 of the Earth地球.
はるかに容易な課題を
克服すべきでしょう
05:39
Thank you.
ありがとうございました
05:41
(Applause拍手)
(拍手)
05:42
Translated by Yasushi Aoki
Reviewed by Reiko Bovee

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About the speaker:

Lucianne Walkowicz - Stellar astronomer
Lucianne Walkowicz works on NASA's Kepler mission, studying starspots and "the tempestuous tantrums of stellar flares."

Why you should listen

Lucianne Walkowicz is an Astronomer at the Adler Planetarium in Chicago. She studies stellar magnetic activity and how stars influence a planet's suitability as a host for alien life. She is also an artist and works in a variety of media, from oil paint to sound. She got her taste for astronomy as an undergrad at Johns Hopkins, testing detectors for the Hubble Space Telescope’s new camera (installed in 2002). She also learned to love the dark stellar denizens of our galaxy, the red dwarfs, which became the topic of her PhD dissertation at University of Washington. Nowadays, she works on NASA’s Kepler mission, studying starspots and the tempestuous tantrums of stellar flares to understand stellar magnetic fields. She is particularly interested in how the high energy radiation from stars influences the habitability of planets around alien suns. Lucianne is also a leader in the Large Synoptic Survey Telescope, a new project that will scan the sky every night for 10 years to create a huge cosmic movie of our Universe.

More profile about the speaker
Lucianne Walkowicz | Speaker | TED.com